ダイエットは女性だけでなく男性にも関心のある話題になっていますが、ダイエット方法にはいろいろなブームがあるので、自分に合ったものを選ぶ必要があります。
多くの人が実践している方法の一つに「朝食抜きダイエット」がありますが、その特徴や落とし穴について見てみましょう。
目次
朝食抜きダイエットとは?
朝食抜きダイエットとは名前の通り朝食を抜くだけのダイエットです。朝食を抜くことで3食中1食がなくなるわけですから一日の摂取カロリーをカットできるという理論です。
摂取カロリーが減ればその分痩せるというわけですが、実際にやせるんでしょうか。「痩せた」という人も少なくありません。
「3週間で見た目が変わった」とか、「1週間で効果が表れた」という人もいます。ただ朝食抜きダイエットには落とし穴もあります。
朝食抜きダイエットの落とし穴とは
朝食抜きダイエットは一日の始まりである朝に何も口に入れないというダイエット法ですが、この方法の問題点は糖質を摂取していない事です。
よく知られているように、糖質は三大栄養素のひとつで、脳をしっかり機能させるのに使われます。脳にブドウ糖が行き渡らなければ、頭の回転がいまひとつとなり集中力もうまれません。
朝食を抜くことで低血糖になると疲労感をうむこともありますし、代謝機能も低下します。そうすれば当然摂取エネルギーの燃焼が滞ってしまいます。そうすると中性脂肪を蓄えようとする働きが生まれてしまいます。
朝食抜きダイエットの対策
食事を摂らないで痩せるという朝食抜きダイエットは、ファスティング・ダイエットと似ています。ただ単純に何も食べない朝食抜きダイエットにはファスティング・ダイエットと比べて欠けている事があります。
それはファスティングの場合は酵素ドリンクや野菜ジュースなどで糖質を取って低血糖状態を生まなくしているということです。
ファスティングは完全絶食ではなく、必要な栄養素を摂取するという健康法です。また単にダイエットのためというより、腸を休ませて体質改善を図るのがメインコンセプトです。
準備期間や回復期間と言った一定の期間をとって行うものですから、突然一食抜くダイエットとは違うのです。
まとめ
朝食抜きダイエットは確かに理論的に痩せそうですし、実際に痩せたという人もいます。ただ低血糖といった落とし穴があるので注意が必要です。
より無理なく行えるファスティングがオススメなので、一度ファスティングに関してノウハウを学んでみるのは良いことです。
諒設計アーキテクトラーニングの「ファスティングソムリエW資格取得講座」のような通信講座もあるので興味があれば活用してみましょう。